アメリカ人のコミュニケーション

一般的に、アメリカ人は沈黙恐怖症かと思えるくらいよくしゃべる。知らない人にも横から口を出す。
日本人は喋らずに一緒にご飯を食べても死ぬことはないが、アメリカ人は多分死んでしまうんだろう。その位食事でも喋り続け、ランチ時間も長い。
それは日本人の集団性と共通するのかと思ったら、どうも逆のような気がする。農耕民族は序列が明確なので喋らなくても作業が継続され得るのに対して、アメちゃんは常に競争社会の中に生きてきたため、固定した相手ではなく、誰とでも容易に、頻繁に意思疎通をしなければならなかったのだと思う。
逆に言えば、競争社会に生き残る為にはそのような能動的に意思疎通をはかっていく、という能力が必要なのではないか、という推論が導かれるが・・・。

日本の禅寺のように個人の精神を極限まで平静に持っていく環境では口をきいてはいけないというルールも有効かもしれないが、個人で出来ることに限界があるという主義においては個人が集団をまとめ飛躍的に機能させる為に、良く喋ることも必要なのかもしれない。