アメリカのニュース(タイムズスクエアーでの爆弾テロ未遂)

NYタイムズスクエアーで,日産のSUV車に爆弾が仕掛けられ,未遂に終わった事件で,パキスタンから来た米国人が拘束され裁判所にて審理される。

この30歳の男は土曜日の6時頃に発券されたテロ未遂の件でFBIにより月曜日に拘束された。アメリカの監視カメラやネット等でのモニター管理はもの凄いので,こんなに早くつかまったのだろうとは思う。こちらに来て驚くのは,電話が自動的に掛かってくる,あるいはかけると自動音声で応答し,こちらがしゃべる言葉を認識して自動的に振り分けることが相当普及している,と言うことである。裏を返すと電話の盗聴の精度が非常に上がっていて,音声である決められた言葉を発するとその後は自動的にその通話が録音されることになっている,と言う話もうなづける。電話で空港の名前を言うと,自動で判別されてその空港の発着状況が分かるんだからその精度は推して量るべし。

さて話は元に戻るが,月曜日にこの容疑者はJFKからドバイへ飛行機でアメリカを離れようとした際に空港で拘束されたとのこと。2009年の4月にアメリカの市民権を認められたがその際には犯罪歴はなかった。この車は3週間前に知人からこの男が買ったもので,テロ未遂が発見された際にはID番号は取り去られていた。しかしエンジンに同様の識別番号があり,これに基づいて被疑者が特定された。この男は知らない人に売った,と供述しているらしい。

この日は丁度タイムズスクエアーの下の方を夕方車で通っていたが,まだ6時前だったのでそういうことに巻き込まれることはなかった。が,もし巻き込まれると,マンハッタンから出るための橋やトンネルが更にえらい混んでいたに違いない。今後このエリアは開放されはするものの,警官が更に沢山増えたり監視カメラがかなり増えたりするんだろうな。

テロとは科学技術の発展に伴って,そして貧富の差の拡大に伴って,手の付けられない状況が加速する。
宗教の対立による狂信なのか,あるいは宗教を含めた倫理の喪失あるいは多様化による堕落への嫌悪なのか。
恐らく世界的な閉塞感,先行きの暗さがいくばくかの原因になっているのに違いない。