政治家の発言の軽さ

日本にいないので,与党の政治家,あるいは自民党の人たちが世の中,あるいはマスコミからどのような雰囲気で批評されているのか全く分からない。インターネットで出てくる発言や新聞の「ある程度の事実」しかない。

かえってそれはマスコミの影響を受けすぎないので良いのかもしれない。

年末になって民主党政権も100日を過ぎようとしている。そろそろマスコミの政権批判も激しくなってくるのかもしれないが,色んな政治家のアメリカで入手可能な媒体から個人的な評価を考えてみる。

①小沢さん
最近献金問題がまた発覚した。司法当局は関係者の立件等を考えているようだが,イメージは悪いわな。
天皇会見問題や予算編成への介入など彼にしては今までよりもずっと表に出て発言している。本当のところはどうであれ,あのようにしゃしゃり出ることで国民の支持は得られない気がする。参議院選前にまた地下に潜って国民感情を和らげるのかしら。

②鳩山さん
人は良さそう。国民の視点に立つと言う意味ではこれまでのわしが知っているどの首相よりも泥臭くて裏がない感じ。自民党のような派閥やら族議員という我々には魑魅魍魎にしか思えない裏工作がないように見える。
献金の話は彼の場合,どす黒いものを感じない。ただ単に監督責任の欠如と言う,管理者たる総理大臣として最も必要な資質がないだけ。日本人にとってみれば,小沢さんに唯々諾々となっているのが気に食わないので支持率が低下の原因かと思う。

③亀井さん
どう頑張ってもただのうるさい親父,と言うレベルで日本を任せる気にはならない。どんな集団にも必ずいる文句だけ言って自分で責任を取らない上司,といった感じか。

④福島さん
これまでの社民党の主張が,沖縄の基地問題に対して一貫して反対だったのを受けて,日米同盟を揺るがすような大きな事態を引き起こしている,と言うだけ。あの方にあまり深い知性は感じられない。ただひたすら言葉を並べて喋っているけど,苦笑いばかり出てしまう。

⑤自民党の人々
既に自民党の人々のコメントが全く聞こえてこない。この状況はかなりまずい気がする。それとも今度の通常国会からどんどん発言されるのかしら。国民は民主党に反対する言葉を聞きたいのではなく,自民党自身の考えや時には過激な発言を聞きたいのである。マスコミがそれを取り上げないだけなのかしら。
とにかく野党になってから彼らが何を考えているのか,情報が全く少なすぎる。よもや完了の受け売りではないと,そんな人々に何十年も日本を切り盛りしてもらってきたのではないと,信じたい。自分の為にも。

⑥前原国土大臣,長妻厚労大臣
今までの大臣よりも自分のカラーを出しているのは良いことだと思う。
でもそれらが全て印象を悪くしている,結果として国民の費用増,効率化の失敗しか報道されていない。
それでも政治の内情を明らかにしていると言う意味ではある程度評価できるような気がする。

総じて今回の政権交代により,沢山の改善をしようという努力と,それが失敗に終わると言う流れ,それは国民の期待に対して何点の成績か分からないが,このように並べ立てて来ると,個人的に次回の選挙でどこを応援するか,と言うといくつかの条件付きでこの政権を見守っていくことになるだろうか。その条件とは,
①小沢さんがこれ以上口を出さない。少なくとも我々には見せない。
②自民党が独自に個性的な政策を出してこない
というものである。

現在の国民の感情としては(明日の生活にも困っていない,人々という前提で),
A.普天間解決を含めた日米同盟の維持
B.世界一とも言われる国債の削減
C.貧富の差の縮小
に対して,結果を出していくことが大意なんじゃないかなーと思っている。
多少は紆余曲折があると,我々は「まーしょうがないか」と諦める理由も出来るし。